日本電機工業会がまとめた白物の出荷額は前年同月比16.8%増の2011億円で、11月としては過去10年で最高額となったようで、電子情報技術産業協会がまとめた黒物の出荷額は、同18.3%増の1337億円だったのだそうです。
白物家電については2カ月、黒物家電は5カ月連続で前年同月を上回っているようで、どうやら新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり消費の影響が強く、白物家電は清潔意識の高まりという追い風もあり、空気清浄機の出荷額は同94.3%増の143億円と、単月としては1986年以降で最高額を記録したのだとか。
まぁ、このご時世ですから、空気は気になりますよね。
また、白物家電の主要製品の出荷額はエアコンが同19.1%増の457億円、冷蔵庫は同15.6%増の320億円、洗濯機は同21.4%増の309億円となり、前年同月が消費増税の反動減で低調だった影響もあり、軒並み2ケタ増となったようです。
まぁ、これには特別定額給付金の10万円も大きく影響したのかもしれませんね。
台数ベースではエアコンが同18%増の49万4000台、冷蔵庫は同9.7%増の26万台、洗濯機は同14.5%増の36万5000台となったようで、薄型テレビなど映像機器の出荷額も、同6.8%増の652億円と2カ月連続で増加しており、薄型テレビの出荷台数は同25.2%増の51万3000台だったのだとか。
これ、出荷が増えたのはいいのですが、どれくらい廃棄となったのかも数値が出るといいのですけどね。
COMMENT FORM